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Locational process as a Markov chain

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慶應義塾経済学会
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Abstract

マルコフ連鎖としての立地過程 , / •^ル :V ' . . ■ .. , ■ - . . • . ■ ■ ■ ■ • ' ':V :.' ■ . ■ ''- ■ :."':: .':..: . ..: .. 高 : .橋 .潤.ニ 郎 . . / - ■ I ■ : 1»: . . V ■ - . . ',.■. —— . .H;'. ..'.. : - . . ニ... ... , • . ■'. . , : . .( 1) .. L かなる立地問題も一定の地理的状況, のもとで提起され考察される。勿論、. この地理的状況は自然そのものから成り立っ ているわけではなく、 .それと過去に於ける無数. の立地行為の結果を組合せたものに他ならない。現実 g 於ける也理的状況は ,' .....' . -'.. .複雑なもの .であるから、立地行為に関する多くの .理論的究明に於ては、あらかじめ特定の理論的状況を想定し、その中での 立地行為を分析究明するといぅ •方法がとられている。チューネン、ゥ H 丨バー以降、著名な立地論者は、ぞの多くが、夫々 の分析に相応 -VI 所で夫々独自の理論的空間 I 立地: 空間丨を想定じ、 .その中に ^ ける立地 ^ 為を分析してきた。いぅまでも なく、この立地空間は: モデルないし理論構成の場 .である .か: ら現実の; 地理的空間に比して; 著しく単純化されている。即ち、分 析のために必要と思われ 'る: .一速 .の諸条件以外については複雑な現実の地理的状況を捨象してある。 .こ:. の立地空間は分析の目 的、特に抽象化のレヴヱル 'に従っていろいろに設定さ .れ得るであろ 1 。立地論 .に於て抽象化は通常現実の地理的差異を. 捨 象 i ること .換言すれば、種々な地点の同質化を意味するから、立地論に於ける分析の場である立地空間はあらかじめ分析 のために重要であると思われる一連の諸条件以外については同質的であると想定されるのが普通である。只、この立地空間 の一つ .の特徴は、これら一速の諸条件が通常既存の立地事実との .関係に於 .てあたえられいることであろう。即ち、立地空間 . を規定する諸条件はその空間に既に位置を占めているいくつか .の現象ないし活動 .の存在を仮定し、この結果と. してあたえら • れると考えられるものが多いようである。これは、あらゆる現象をその地表上に占有している場所 ( 点ないし H 丨リァ ) との . 関係に於て考察しようとする立地論の基本的立場から言って、至極当然な .こととも ^ ^ えられるが、同時に、 . すべての立地論 的議論に於て暗々裡に仮想されている一つの前提に, もとづ 'くものである。その前提とは、すべての .立地行為は. 常に一定の既 存の立地事実によって影罾される、或いば少なくとも、既存の立地事実を考慮してなされるということである。 いまこの点をあ .きらがにす .るた, めに、 .完全 ‘に同質的な平面にある立地単位が位置を占める場合を仮想してみよう。この場 .合、平面上のいかなる点も相互に完全に同質的で .あり、したがづて、位置選択に先立って考慮さるべき条件は何もないから .その立地は平面 .上のいずれの点を .とってもよい、極めて恣意的に行われるであろう。しかし、一度との立地が決定されたな .らば、この立地事実は次の立地単位の .決定に何らかの形で影響をあたえるに相違ない。勿論、この影響は第一の単位と第二 'の単位との陳係によって様々な形をとって現われるであろ 'う。或る場合、第二の決定は第一の立地事実によってさしたる影 響を受けないかも知れないし、又 .'受けるかも知れない。それは極めて不確定で: ある。しかし、少なくとも、後者は前者の 存在を自己が当面する条件の十部として認めざるを得ない。同様に、第二の .単位の立地決定は. 、第一のそれとともに特定の • 立她パターンを形成することを通じて、 , 第三 .の単位に対し V 条件となる。更に、第三の立地決定は第: 一 、第二の決定と結合 ‘ して第四の单位の条件に、第四の決定は同様にして第五:

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