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Cutaneous vasodilation and perspiration : independent responses to dynamic exercise in local infrared heating condition

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052 of 大阪市立大学_博士学位論文_2009 - 51 - 氏 名 鈴 木 崇 士 学 位 の 種 類 博 士(医 学) 学 位 記 番 号 第 5107 号 学位授与年月日 平成 19年3月 31日 学位授与の要件 学位規則第4条第1項 学 位 論 文 名 Cutaneous Vasodilation and Perspiration:Independent Responses to Dynamic Exercise in Local Infrared Heating Condition (暑熱環境下赤外線照射による運動時皮膚血流および発汗反応) 論文審査委員 主 査 教 授 藤 本 繁 夫 副 査 教 授 宮 側 敏 明 副 査 教 授 石 井 正 光 論 文 内 容 の 要 旨 【目的】暑熱環境下における生体反応に関する研究で、運動時の生体反応に及ぼす赤外線照射の影響に関する 報告はほとんどみられない。また、血管拡張と発汗については、コリン作動性神経が血管拡張を制御している という説と、それぞれ独立した神経を有しているという説があるが、その詳細については明らかにされていな い。本研究は、運動時に赤外線照射した際の自律機能の変動を捉え、運動時における赤外線照射の皮膚血流お よび発汗反応に与える影響について検討した。 【対象】健常な成人男性9名(21.1±1歳)を対象とした。 【方法】人工気候室内(室温33℃, 相対湿度40%)で、20分間の椅座位安静後、定常自転車エルゴメータ運動 (60%VO2peak, 60rpm)を10分間実施した。赤外線照射は、赤外線ヒータを用いて、安静時より体幹の背面に 向けておこなった(I-trial:黒球温度40℃)。また対照として赤外線照射をおこなわない実験(C-trial:黒球 温度33℃)をおこなった。食道温、6部位の皮膚温は、サーミスタを用いて測定した。胸部および背面の皮膚 血流量と局所発汗量はそれぞれ、レーザードップラ血流量計、カプセルベンチレーション法によって測定した。 【結果】赤外線照射時、非照射時の胸部、および非照射時の背面において、発汗増加時間と皮膚血流増加時間 には有意差は認められなかった。しかしながら、赤外線照射時の背部では、皮膚血流増加時間(0.01±0.02min) が発汗増加時間(3.94±1.85min)より有意に短いことが確認された(P<0.01)。また胸部と背面における発 汗増加時間は、両条件ともほぼ同時であることが確認された。 【結論】暑熱環境下運動時における赤外線照射は、皮膚血管反応には影響するが、発汗反応には影響しないこ とが明らかになった。また、血管拡張神経と発汗神経が独立している可能性が示唆された。 論 文 審 査 の 結 果 の 要 旨 暑熱環境下における生体反応に関する研究で、運動時の生体反応に及ぼす赤外線照射の影響に関する報告は ほとんどみられない。また、血管拡張と発汗については、コリン作動性神経が血管拡張を制御しているという 説と、それぞれ独立した神経を有しているという説があるが、その詳細については明らかにされていない。そ こで本論文は、運動時に赤外線照射した際の自律機能の変動を捉え、運動時における赤外線照射の皮膚血流お よび発汗反応に与える影響について検討することを目的とした。 対象は健常な成人男性9名(21.1±1歳)であり、人工気候室内(室温33℃, 相対湿度40%)で、20分間の 椅座位安静後、定常自転車エルゴメータ運動(60%VO2peak, 60rpm)を10分間実施した。赤外線照射は、赤外 線ヒータを用いて、安静時より体幹の背面に向けておこなった(I-trial:黒球温度40℃)。また対照として赤 - 52 - 外線照射をおこなわない実験(C-trial:黒球温度33℃)をおこなった。食道温、6部位の皮膚温は、サーミス タを用いて測定した。胸部および背面の皮膚血流量と局所発汗量はそれぞれ、レーザードップラ血流量計、カ プセルベンチレーション法によって測定した。 その結果、赤外線照射時と非照射時の胸部および非照射時の背面では、発汗増加時間と皮膚血流増加時間に は有意差は認められなかった。しかしながら、赤外線照射時の背部では、皮膚血流増加時間(0.01±0.02min) が発汗増加時間(3.94±1.85min)より有意(p<0.01)に短いことが確認された。また胸部と背面における発 汗増加時間は、両条件ともほぼ同じであることが確

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