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Large Scale Computer Based Testing by Making Temporary Use of Existing Computer Training Rooms

Authors
Publication Date
Keywords
  • Cbt / Diskless Linux / ネットワークブート / Pxe / Vpn
  • Cbt / Diskless Linux / Network Boot / Pxe / Vpn

Abstract

既設のパソコン教室を借用して実施する大規模なCBTの実現方法 Large Scale Computer Based Testing by Making Temporary Use of Existing Computer Training Rooms 近藤 裕司 † 石橋 勇人 † 松浦 敏雄 † KONDO Hiroshi† ISHIBASHI Hayato† MATUURA Toshio† 近年,Microsoft,Oracle などの IT 系各種認定資格試験や,ARE (米国建築家登録試験),医学系・歯学系の臨床実習 開始前の学生評価のための共用試験 (以下全国共用試験) など,各種資格試験に対して Computer-Based Testing (以 下 CBT) が導入されてきている.一般に CBT を実施するためのシステム環境の統一,および元の状態への復旧には システムの特権を必要とし,また多大な手間を必要とする.医学系・歯学系の全国共用試験では,CBT を実施する環 境を統一するために OS ごと入れ替え試験を実施し,試験の終了後に元の状態に戻すという作業を行っているところも あるが,この手間も少なくない.そこで,本研究では容易に試験環境を構築でき,かつ試験終了後には速やかに元の環 境に戻せるような CBT の実施方法を提案することを目的とする.まず,現状の CBT と既存研究を調べ,問題点を踏 まえた上で,CBT の実施に際しての要求要件を列挙した.次に,これらの要求要件を満たした上で実現可能な方法を いくつか検討し,その中からネットワークブートを使った Diskless Linux を利用する方法で,試作システムを作成し, 基本的な動作確認を行った. キーワード : キーワード:CBT,Diskless Linux,ネットワークブート,PXE,VPN Keywords : CBT,Diskless Linux,Network boot,PXE,VPN 1 はじめに 近年,Microsoft,Oracle,Cisco Systems等の IT 系各種認定資格試験に代表されるベンダー試験や, ARE (米国建築家登録試験),TOEFL など,各種 資格試験に対して Computer-Based Testing (以下 CBT) が導入されてきている.これらの試験の実施 に際し,ブースで仕切られたスペースに専用のクラ イアントを設置するなど,専用の設備が用意されて いる場合は,不正行為や妨害への対策は比較的容易 である. 一方,CBT の実施に際して,専用設備ではなく 大学や専門学校の,普段は別の目的で利用されてい る既設のパソコン教室を借りて行われることも少な くない.例えば,医学系・歯学系の臨床実習開始前 の学生評価のための共用試験などでも別の目的で利 用されているパソコン教室を借用して実施されるこ とが多い.受験者が利用する各パソコンには試験専 用のソフトウェアを導入する必要があるが,これに は,特権を持ったユーザによるインストールが必要 †大阪市立大学 大学院創造都市研究科 Graduate School for Creative Cities, Osaka City Univ. となり,注意深い作業が要求され試験環境を統一す るのは容易ではない.これを回避するため,試験を 実施する際に,コンピュータにインストールされて いる OS を手作業で入れ替え,試験実施後に元の環 境に戻すという作業を行っているところもある.し かし,この方法でも毎回 CBT を実施するたびに多 くの手間がかかってしまうという問題がある. 本研究では,大学や専門学校などのコンピュータ 室を借用して,試験を実施するための環境構築が容 易で,かつ,試験終了後には速やかにもとの環境に 戻せるような CBT の実施方法を提案することを目 的とする. 2 CBTの既存研究 前章で述べたように,医学系・歯学系の CBT で は,実施の際にコンピュータにインストールされて いる OS を手作業で入れ替え,実施後には元の環境 に戻すという作業を行っているところがある. このような手間を解決するための研究としては, 鹿児島大の久保田らによる研究 [1] がある.久保 田らの方法は次の通りである.(1)全てのクライア ントにあらかじめ教育研究用の OS と CBT 用の OS をインストールしておく.(2) 次に,管理コン ピュータからの遠隔操作により目的に応じて一方を 選択して立ち上げる.この方法により,2つの環境 を容易に切り替えることを可能としている. 鹿児島大の例のように,従来のコンピュータ室の 利用に加え,医学系・歯学系の CBT を実施すると いう

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