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A Study on the Problems of“IKIRUTIKARA(Zest for Living)" : In Putting It into Practice from the Viewpoint of the Educational Methodology

Authors
Publisher
関東学院大学[文学部]人文学会
Keywords
  • 「生きる力」、「確かな学力」、キー・コンピテンシー、ゆとり教育、問�
  • None

Abstract

「生きる力」という教育理念は、1996年の中央教育審議会の答申にはじめて登場し、21世紀社会を生きる次世代の教育目標として、また生涯学習社会を生きる人々の教育理念として掲げられ、今日に至っている。「自分で課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、行動し、よりよく問題を解決する資質や能力」等と定義された「生きる力」は、2008年そして2009年に改訂告示された、小・中・高等学校等の『学習指導要領』にも言葉としては引き継がれた。けれども「生きる力」の意味内容は、政財界による人材への要請、「学力低下」論者からの「ゆとり教育」批判、国際的な学力観としてのキー・コンピテンシーの導入などによって変節し、それが教育現場における教育目標の決定や教育実践を混乱させてきた。本稿は「生きる力」という教育理念を、教育実践に不可分の教育方法学の視点から一連の政策文書を分析検討することで、この言葉が持つ教育理念としての曖昧性を明確にし、同時に今後の教育実践への指針や課題を提示しようとしたものである。

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