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岡山大学構内遺跡調査研究年報10 1992年度

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Publisher
岡山大学埋蔵文化財調査研究センター
Publication Date

Abstract

岡山大学構内追跡調査研究年報10 1992年度 1993年11月 岡山大学埋蔵文化財調査研究センター illii!:w"||.ⅢⅢl!‐|:.iHゥさiるこ苗口■甘ilil ? ? ? ? ? ??? ⅢⅢ ~‐ 夢く■上|`` .ヽく く∫―《 1静r 幕 縄文時代の貯蔵穴群 (i卒島岡大9次調査) 縄文土器出土状況 (津島岡大9次調査) 「 | 1992年度 岡山大学構内遺跡調査研究 1年 報10 L 岡山大学理蔵文化財調査研究センター 序 1992年度の主な発掘調査は,津島地区工学部生体機能応用工学科棟建設予定地で実施しまし た。当地は1988年度調査の情報工学科棟および生7/J応用工学科棟建設地の東方にあたり,互い に関係した遺構も含まれていました。なかでも注目されるのは,古代の条里制水日の土地区画 に関係した東西方向に延びる大濤でした。いま一つ重要なのはそれにほぼ平行した濤で,規模 はやや小さいがやはり水田に関係したものであることが判明しています。後者の年代は古墳時 代 (6世紀後半~7世紀前半)にさかのぼるということであり,これが整然とした方格地割り 水田の起源にもかかわるとすれば,農業土木技術史上において重要な意義を有する遺構になる と考えられます。大学周辺の発掘調査地でも類似の遺構が発見されており,県・市教育委員会 など関係調査機関とも連携をはかり,より大きな視野で検討を行 うことが課題にな りそ うで す。 室内での整理作業も順調に進み,1987・88年度に実施した鹿田地区付属病院管理棟建設地で の発掘調査の成果を構内遺跡発掘調査報告書第6冊として刊行することができました。また出 土した木器の外部委託による保存処理は本年度で完了し,センターに設置した木器処理施設も 稼働を始めました。 発掘調査や整理作業等の事業推進にあたっては,いつものことながら本学事務局 。関係部局 および岡山県教育委員会 。岡山市教育委員会等の協力と援助を得ました。関係機関・各位に厚 くお礼申し上げる次第です。 岡山大学埋蔵文化財調査研究センタ 長ー 稲 田 孝 司 止 口 1 本年報は岡山大学埋蔵文化財調査研究センターが岡山大学構内において1992年4月 1日か ら1993年3月31日までに実施した埋蔵文化財の調査と保存,および活動成果をまとめたも のである。 2 大学構内の埋蔵文化財の調査に際しては,設定基準を次のように定めた。 1)津島地区では,国土座標第5座標系 (X=-144,500,Y=-37,000)を起点とし,真北 を基軸とした構内座標を設定した。一辺50mの方形地区割である。また,同地区では調 査の便宜上,大きく津島北地区と同南地区に三分する (図12~13)。 2)鹿田地区では,国土座標第5座標系 (X=-149,800,Y=-37,400)を起点とし,座標 軸をN15°Eに振ったものを基軸とした構内座標を設定した。地区割は一辺5mの方形 を用いている (図14)。 3)本文中で用いる方位は,津島地区・鹿田地区は真北を,他は磁北を使用している。 3 岡山大学構内の遺跡の名称は,周知の遺跡の場合はそのまま踏襲する。津島地区構内につ いては,全域を「津島岡大遺跡」と総称する。他地区は任意の名称で仮称する。 4 調査名称は,「発掘調査」に分類したものについては,各遺跡毎に調査順に従って次数番号 で呼称し,「試掘調査など」に分類したものは,任意の名称を用いる。発掘調査のうち,小 規模で,試掘調査から連続して調査したもの,試掘調査を経ずに調査したものは,「試掘調 査など」に分類する。 6 「発掘調査」についての記述は現段階における概要であり,詳細は正式報告に依って頂き たい。「試掘調査などJについては,本年報での記述を正式報告にかえる。 4 表に記載した所属部は,原則として各学部の頭文字を略号として用いている。 5 本文 。日次 。挿図・写真などで使用の調査番号は表 1と一致する。 7 本文は,阿部芳郎・富樫孝志・松木武彦・山本悦世が分担執筆し,執筆者名は末尾に記し た。ただし,第1章第2節の縄文土器に関する記述と図6は阿部芳郎が担当した。 8 編集は稲田孝司センター長の指導のもとに,富樫が担当した。 9 本年報に掲載の津島地区の地形図は岡山市発行の1/2500の地図を複製したものである。 10 調査・整理において以下の方々にご援助・教示を頂いた。記して感謝申し上げる。 大塚達朗,小都隆,沖陽子,河西学,木越邦彦,久保田尚浩,粉川昭平,鈴木茂之,鈴 木正博,鈴木康之,高重進,高橋護,千葉喬三,中沢道彦,中村五郎,田崎博之

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