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岡山大学構内遺跡調査研究年報15 1997年度

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Publisher
岡山大学埋蔵文化財調査研究センター
Publication Date

Abstract

岡山大学構内遺跡調査研究年報15 1997年度 1999年1月 岡山大学理蔵文化財調査―研究センター 岡山大学構内遺跡調査研究年報15 正誤表 以下のとお り訂正ください。 頁 誤 正 12頁30行日 1919年 1907年 12頁30行目 明治44年 明治40年 岡山大学構内遺跡調査研究年報15 1997年度 1999年1月 岡山大学埋蔵文化財調査研究センター 序 岡山大学埋蔵文化財調査研究センターは,岡山大学構内における埋蔵文化財の保護を目的と して昭和62年(1987年)11月26日に発足しました。平成 9年度でちょうど10周年を迎えたわけ ですが,この間に津島地区の大学院自然科学研究科棟 。保健管理センター・図書館,鹿田地区 のアイソトー プ総合セン芽―等々の建設地で調査を行い,発掘調査は15件に始よぶこととなり ました。このほか小規模な試掘調査や立ち会い調査も多数にのばりますが,こうした調査の成 果は,本センケー刊行のセンター報・構内遺跡調査研究年報 。発掘調査報告書等において順次 本学内外へ広 く公表してきたところです。 センターの10年と前身である埋蔵文化財調査室 (昭和58年発足)の4年間を経るなかで,津 島地区には縄文時代の生活跡や弥生時代以降の水田跡などがほば全域に拡がることが分かり, 鹿田地区では特に弥生時代・古墳時代 。中世における集落跡が濃密に分布することが明らかに なりました。また平成 9年度には,本年報で概略を報告しておりますように,鳥取県三朝地区 構内でも縄文時代から中世にわたる遺跡のあることが判明しました。本センターの守備範囲が さらに拡大することとなったわけですが,また,これら発掘調査のなかで土器・石器・木器・ 金属器などの遺物が大量に出土しております。 このようにセンター事業を円滑に進め,調査成果を着実に蓄積することができましたこと は,ひとえに関係の調査機関・研究者や本学の事務局・関係部局あるいは岡山県教育委員会・ 岡山市教育委員会等の諸機関・各位のご指導とご協力の賜であります。10周年の年報刊行の機 会にあたり,あらためてお礼を申し上げる次第です。 本学における埋蔵文化財の保護と調査の事業はこれからも永く続く見込みであり,出土する 貴重な文化財を後世にのこし,調査成果を積極的に活用してその意義を広 く社会に伝えていく ことがこれからの大きな課題となります。文部省ではいま大学博物館の設置を推進しておりま すが,本学の各学部・関係機関に消ける多様な研究成果とともに,本センターの調査成果もそ うした場で積極的に活用されることが期待されるところです。また,構内遺跡の一部を緑地と して保存整備し,教職員や学生が日常的に文化財に親しむことができるような工夫も必要かと 思われます。 ともあれ本センターの課題は山積しており,機構や施設を一層充実させるよう努めたいと思 いますので,今後とも関係各位の一層のご理解とご支援をお願いいたします。 岡山大学埋蔵文化財調査研究センター長 稲 田 孝 司 1 本報告は岡山大学埋蔵文化財調査研究センターが岡山大学構内において1997年4月1日か ら1998年 3月31日までに実施した埋蔵文化財の調査と保存,および活動成果をまとめたも のである。 2 大学構内の埋蔵文化財の調査に際しては,設定基準を次のように定めた。 1)津島地区では,国土座標第V座標系 (X=-144,500m,Y=-37,000m)を起点とし, 真北を基軸とした構内座標を設定した。一辺50mの方形区画である。また,同地区では 調査の便宜上,大きく津島北地区と同南地区に三分する (図15)。 2)鹿田地区では,国土座標第V座標系 (X=-149,800m,Y=-37,400rn)を起点とし, 座標軸をN15°Eに振ったものを基軸とした構内座標を設定した。地区割は一辺5mの 方形を用いている (図17)。 3)本文中で用いる方位は,津島地区・鹿田地区は真北を,他は磁北を用いている。 3 岡山大学構内の遺跡の名称は,周知の遺跡の場合はそのまま踏襲する。津島地区構内につ いては,全域を「津島岡大遺跡」と総称する。三朝地区の発掘調査地点は小字名をとり 「福呂遺跡」と呼称する。他地区は任意の名称で仮称する。 4 調査名称は,「発掘調査」に分類したものについては,各遺跡毎に調査順に従って次数番号 で呼称し,「試掘調査」「立会調査」に分類したものは,任意の名称を用いる。発掘調査の うち,小規模で,試掘調査から連続して調査したものは,「試掘調査Jに分類する。 5 「発掘調査」についての記述は現段階における概要であり,詳細は正

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