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乳児のけいれん発作の長期観察 部分発作・一側性けいれんの重積ないしは群発で発症した10例について

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発症前の発達に異常なく,重積ないしは群発で発症した乳児期の部分発作・一側性けいれん10例の原因・予後を検討した.1)重積で発症した4例中2例は大脳皮質を含む脳梗塞であり,2例は乳児重症ミオクロニーてんかんであった.これに対し,群発で発症した6例では4例が部分てんかんであり,脳梗塞と低カルシウム血症が各々1例であった.2)部分てんかんのうち3例が複雑部分発作であり,いずれもカルバマゼピンが著効した.ただ,てんかんの家族歴があり,発作間欠期脳波で棘波を認めた1例は,後にけいれん発作が再発した.乳児期の複雑部分発作の予後を推定する因子として,発症前の発達・家族歴のみならず発作間欠期の脳波異常の有無が重要であ

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