Affordable Access

Thermal Injury Induces Thymocyte Apoptosis in the Rat

Authors
Publication Date
Source
Legacy

Abstract

「氏名 学位の種類 学位記番号 中西健史 博士(医 第3414号 学) 学{立j受与年月刊 、VJ.&10'rf3月24H 学位授与の要件 学位規則第4条第1項該当者 学位論文名 Thermal Injury Induces Thγmocyte Apoptosis in the Rat (重度熱傷ラットにおける胸腺細胞のアポトーシス) 論文審査委員 主査教授石井正光 副主査教授井上正雄 副主査教授 JtJl1 誠一 論文内容の要旨 【目的】胸腺はTリンパ球の選択と分化成熟の場であるが,これに対する各種病態の影響は不明である。 本研究は,重度熱傷時の胸腺細胞動態を解析し,その病態生理学的意義を解明することを目的としている。 【方法】エーテル麻酔下の10週令Wistar系雄性ラットに.1000Cの熱湯を体表面積の25%に10秒間作用さ せて熱傷病態を誘起し胸腺とその構成細胞の動態を経時的に解析した。胸腺細胞よりDNAを抽出後. 電気泳動によりapoptosisの有無を検出した。また,熱傷前後およびεlucocorticoidreceptor antagonist である}{U486を投与した際の胸腺細胞の変化をflowcytometrγにより解析した。さらに血中,冨IJ腎およ ひ'胸腺のcorticosterone濃度と肝,腎,牌膿およひa胸腺のglutathionc(GSH)濃度を経時的に測定したo apoptosis に対するglucocorticoidの影響を知る目的で, RU486投与群と副腎摘出群について解析を行っ た。抗酸化剤GSH,~-acetylcystcine, lipoic acid,長時間作動型styrcnc-malcicacid SODCSM-SOD) を投うし,熱傷により誘導されるapoptosisに対する影響を検討した。 【結累】胸腺および牌の重量は受傷後48時間まで経時的に誠少した。この際,病態初期から24時間にかけ て胸腺細胞の著明なapoptosisが認められた。 flowcytometryで、解析した結果, CD4' /CD8ιの未熟細胞 が特異的に減少することが判明した。肝.腎および胸腺のGSH濃度は熱傷6時間後まで著明に減少し, 血中,副腎および胸腺のglucocorticoid濃度は早期に上昇した。 RU486投与群と副腎摘出群では胸腺綱胞 のapoptosisが著明に抑えられたが,上記の抗酸化物質では抑制されなかった。 【考察】以上の所見は高度の熱傷病態において富11腎のglucocorticoid産生が上昇し.これにより胸腺の未 熟なTリンパ球がapoptosisを起こすことおよび,これが本病態時に胸腺重量が激減する原聞であること を示唆する。 論文審査の結果の要旨 牛ー体は重度の熱傷では生命の危険にさらされることもある。そのj原因の一つは初期のショック状態であ り,いま一つはその後に問題となる敗血症である。強力な化学楼法が可能となった現在でも,特に後者は 致死率が高いことから各分野で関心が持たれている。これには,病巣局所の感染に加え.宿主の免疫能低 下も関与すると考えられているが,その分子機構は尚不明である。胸腺はTリンパ球の選択と分化成熟の 場として重要な免疫器官であるο 重度熱傷時には胸腺が萎縮することが知られているが,本現象の分子機 構および免疫能変化との関係も不明である。本研究は,重度熱傷叫の胸腺細胞動態を解析し.その病態生 理学的意義を解明したものであるの エーテル麻酔下の10週令Wistar系雄性ラット2G%体表両積に]OO"Cの熱湯を10抄間作用させて熱傷病態 ~15 - を誘起した。本熱傷ラットの胸腺細胞動態とDNA変化をflowcytomctryとゲル電気泳動法にて経時的に 解析した。さらに,血中,長11腎.および胸腺のcorticostcrone濃度と,肝,腎,牌および‘胸腺のglutathi noneCGSH)濃度を経時的に測定したc 解析の結果,胸腺重量は受傷後48時間まで著しく減少した。この際,受傷初期から24時間にかけて胸腺 細胞の著明なアポトーシスが認められた。 flowcytometryによる解析の結果,本病態ではCD4-/CD8+の 未熟細胞が特史的に減少すること,およびこれがglucocorticoid受容体阻害剤RU486により抑制されるこ とが判明した。肝,腎および胸腺のGSH濃度は熱傷6時間後まで着明に減少し,血中,高[J腎および胸腺 のcorticostcronc濃度は早期に卜昇ーした。 RU486投与あ

There are no comments yet on this publication. Be the first to share your thoughts.

Statistics

Seen <100 times
0 Comments
F