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The Russian Section of the First International (1) : Its Relation to M.A.Bakunin

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第一インタ ーナショ ナノレの口シ ア支部 (1) そのミハイノレ ・ノミクーニンとの関係 左近 1. ロシア支部形成前史 A はじめに B i若き亡命者たち」 C バクーニンとスイスのロシア人亡命グループ D 国際同胞団の解散 A はじめに ロレア史に於て,革命運動に依る政治的亡命はデカプリストを哨;矢とし て漸増してゆく。1840年代のパクーニンとグルツェンの亡命は,その最も 顕著な例である。その後60年代には 「若き亡命者たちJと呼ばれるグルー プがロレアの国境を越えた。アレクサンドル ・セルノ=ソログィエーグィ チ,ジュコーフスキー,ウーチン,ニコラッゼ,エルビージンらである。 当時ロνア人たちの亡命先は,ロンドンやハイデルペルクからスイスの諸 都市,パリ ,イタリア各地へと政治的な理由に依って移りつつあった。「苧 亡命者たち」が居を定めたのは,ジュネーグであった。問グループの 部は,程なく労働運動の国際組織として周知の,第一インターナνョナル のロレア支部を織成するに至る。本論文が考察の対象とするのは,このロ νア支部なる集団である。 ロレア革命運動の特質-を一方に於て闘明し,パクーニン主義の思想的骨 格を他方に於て解析する企図を持ちながら,筆者はとこ数年四ヨーロッノ・ の労働運動,社会運動を活動の舞台としたパクーニンの行動軌跡を追求し てきた。パクーニンの思想そのものを分析するかたわら,筆者がその際芯 …的に用いた方法は,パクーニンを間続したロレアの思想的政治的歴史問 境に悶接の光を当て,傍証ないしは状況紅拠を固めるごとによってパクー ニン自身を浮かび上らせるやり方である。それは,ロレアの革命運動に芯 き付けて,それとのコンテクス トの中で,新しいパクーニン像を築き上げ (681 ) • - :2 - るためである。 マルクスの敵対者という設定が(~らずも見裕しがちであっ たパクーニン lの腸の部分を,能う限り絡倒的な事実の~lß り起しによって円 減する狙いがここには秘められている。ハケーニンの叩に大きな変更 ;迫る,tr革命家の:)Jテキズム」のf医者の問題に言及したのもそのためで ったし,マルクス lとの関係に新しい解釈を 11式みた「リコハーピン司王子|二J こ関する論dlも,全く問機の怠闘に;:11発している。さらに,マルクくらの t立関係を増幅する上でウーチンが大きな役割lを果したJ去を 11命託したのも, 同じ主旨に依る。 次に筆者に課される課題は,ゥーチンに止まらず彼を合めた所制第一イ ンターナνョナルのロνア支部が,マルク ス,パク ニーン,ならびにロレ ノ' に於る革命運動の三極を 'llQh と した関係の中で, 如何なる役割j~仰い , ま たその役割jの大きさが如何なるものであ っ たのかを , 前き I~J]かすことでd A血この課題は,以下の事情に依って,益々 解決:を迫られることになった。 近年,第一イングーナνョナルのτIXア支部ルテーマとして,ソ述の史 _. ...句研究論文を公表してきた;その最新のものの13は,エル ・ ペー ・コニューレャヤ女史の 「プjール マールクスと革命ロレアJである。|司 aの中でロレア支部に関税し,ケりミは大要次のよう同?(怖や)良 I~(.J している 。 ルクスがこのロレア支部に前大な関心を払ったこと。ロレア人亡命名丈' の中で, 蚊も進~~的かつ j彰琢された思似を抱~ }門が同幻~5に参加 L た こ と?限部|は第インターナりナルの諸-jmllを普及すぺく ,飢爪勤を 行ったこと1171そしてマルクス 正思怨F 原良此共らしたウーチンは,前者と 同じ立場で組織内部のプチブル社会主義を告発し,反ノ・クーニン闘争にプ く百献したことー'以上の主張を柱に,女史は第一インターブ〆ョブルの ロνア支部を瓶めて高く評価するのである。この性急な結論の背終には, :名叫が附で述べている通り!1}プルジョア史学のあjjjを排すというイ プ万ロギー闘争上の使命が色濃く映し出されている。しかし,これら個々 こ害み ル 。 われるのみならず,その立論は独断と粗雑さを免がれ っちえ,コジミーン iの先駆的な仕事やイテンぺルクの諸説 を無挺している節すら見られるのである。以J..o)事侃J 3 インターナレョナルのロレア支部に関する諸研究 剛ザ部の実態に光を当て,パクーニン研究の一助とした (ω2) ョーインターナνョナルのロνア支部(1) ー 3 一 註 (1) 拙稿「パクーニンとネチ吋ーエフ一一r革命家の教理問答笹Jをめぐって一一J (日本 lロνャ文学会「ロνャ語ロ

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