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Hisamatsu Shinichi and His Philosophy of Tea Ceremony

Authors
Publisher
佛教大学教育学部
Publication Date

Abstract

近代日本の教育学は、専ら西洋の教育学の輸入と応用として研究教育されてきた。しかし、二〇世紀の末にいたって世界は非西欧諸国の勃興と西洋中心の文化的普遍主義の退潮が起こり、国際化に伴って文化的多元主義と共生の指向が諸国民の共通の課題とされるようになった。これはまた、別けても非西欧諸国においては、世界歴史的に見た自国の文化的伝統の意識化が教育の基礎的な課題となることでもある。本論はこうした観点から、歴史的に日本文化と深い関係にある仏教に注目し、わが国における仏教的伝統とのかかわりで日本の近代教育と教育学を批判的に再考し、再構築するために、まず近代日本におけるすぐれた仏教者の教育観を検討しようとするものである。本稿ではその一部として、久松真一をとりあげた。

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