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特発性反応性低血糖の1症例

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Abstract

54歳女性.患者は38歳頃より脱力感,冷汗を自覚していたが,糖分摂取で改善していた.しかし今回,同様症状が糖分摂取でも改善しないため近医を受診,75gOGTTを施行し,その3時間後,血糖が39mg/dlとなり紹介受診となった.CTでは肝右葉に10cmの血管腫を認め,右季肋部痛もあり,肝右葉切除術を施行したところ,術後9ヵ月目に同様の症状で再来となった.食後3時間の血糖は58mg/dl,内分泌を含む血液検査では異常は認めず,絶食試験でもインスリン分泌は抑制されており,75gOGTTでは血糖値は低めであったが正常パターンであり,IRI反応は遷延傾向であった.更にCT・超音波内視鏡では膵臓に異常は認めなかった.病歴から食後性低血糖の特徴を認め,特発性反応性低血糖症と診断し,α-Glucosidase inhibitorを投与を開始した結果,以後,1年以上,低血糖症状は認められていない

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