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Shinryo shitsugai ni okeru ishi kanja kankei no kochiku ni kansuru kenkyu

Authors
Publisher
慶應義塾大学湘南藤沢学会
Publication Date
Keywords
  • 1.パターナリズム
  • 2.患者の自律性
  • 3.慢性疾患
  • 4.場の論理

Abstract

今日の医師患者関係は、パターナリズムと患者の自律性尊重という一見相反する考え方が混在し共存している。特に、慢性疾患の増加に伴い医療者と患者の間の良好な関係構築の重要性が指摘されている。本研究は、現代の医療、望まれる患者医師関係の構築に必要な要素とプロセスについて考察することと、医師と患者の関係性構築に取り組む事例を詳細に分析し、その効果を明らかにすることを目的とした。 経営学の伊丹らが説く 「場の論理」に着目し、医師と患者の良好な関係構築に取り組む事例を考察した。その事例の一つである千葉県立東金病院で毎月2回開催されている、専修医対象の住民参加型コミュニケーション研修について、質問紙調査とインタビュー調査を行い、結果として診療室の外で医師と患者がコミュニケーションをとることで、相互理解、相互信頼関係が醸成される事を明らかにした。 本研究では診察室の外で良好な関係構築を築くという視点で、従来の医師患者関係論には無い新しい視点を与える事ができたと同時に、経営学の「場の論理」が医療の場への応用可能性を示すことができたものと考える。

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