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SMAO Shock (上腸間膜動静脈結紫によるショック)に対する低体温および軽度高体温の効果に関する実験的研究

Authors
Publisher
東京女子医科大学学会

Abstract

???????????????????????????????????????????????????????????????????????????? ???????????????????????????? ????? ?????????????????????????????? ????????????????????????? ? ???????????????? ???????????????????????????????????????? ??? ???????????????????????????????? 40 (17) 氏名(生年月日) 本 籍 学位の種類 学位授与の番号 学位授与の日付 学位授与の要件 学位論文題目 論文審査委員 藤本栄四郎(昭和2 エイ シ ロウ 医学博士 早早459号 昭和56年5月15日 学位規則第5条第2項該当(博士の学位論文提出者) SMAO Shoc1【(上腸間膜動静脈結紮によるショック)に対する低体温および 軽度高体温の効果に関する実験的研究 (主査)教授 織畑 秀夫 (副査)教授遠藤 光夫,教授 飯沼 守夫 論 文 内 容 の 要 旨 研究目的 SMAO shockは, endotoxin shockと考えられ,その 病態変化は急激であり,適如な処置を行わない限り数時 間以内に死亡する. endotoxin shockの治療として,まず原因疾患を取り 除くことが大切である.それに加うるに昇圧剤・野卑等 一般的なshockに対する治療を行なうことである.さ らに研究段階ではあるが,glucocorticofd大量投与, heparin投与, GIK療法, SMAO shockに対する kanamycine腸管内投与等が行なわれ有効であることが 報告されている. 今回,低体温および軽度高体温と局所冷却下にSMAO shockを起こさせ,このshockの病態にどのような変化 を起こすかを実験的に検討してみた. 実験方法 1)体重:9~12kgの雌雄雑種成犬20頭を用いた「1’ 2)麻酔はラボナール30mg/kgの静脈麻酔で行ない, 浅くなればその都度10mg/kgのうボナールを追加し, roOln alrによる人工陽圧呼吸下に管理した. 3)それぞれ5頭ずつ用い,以下述べる4群の実験を 行なった.①開腹後上腸間膜動静脈およびTre五z靱 帯直下の空腸と回腸の末端を流入流出血管を含め結紮 し,腹腔内に生食で浸したガーゼを入れ局所冷却を行な った.2時間後に結紮を解除し,その後5時間経過観察 を行なった群.②実験犬を28℃前後の低体温状態と し,①と同様の実験を行なった群③実験犬を39℃前 後の軽度高体温とし,①と同様の実験を行なった群.④ 単開腹生食水ガーゼで局所冷却し,2時間後に閉肥し, その後5時間経過観察を行なった群. 以上の実験群について,それぞれ以下の検査および測 定を行なった. 4)大腿動静脈よりカテーテルを挿入し,経時的に動 脈圧・心拍数・CVPを測定した.大腿静脈より経時的 に採血し,RBC・WBC・Hb・Ht・Na・K:・C五・T-P・ 乳酸・血糖を測定した,大腿動脈より経時的に採血し, astrupを測定し,さらに結紮解除直前および解除2時間 後の動脈血培養とHmulus testを行なった.体温は,直 腸にて経時的に測定した. 実験結果および結論 1)本実験のSMAO shockでは,血圧低下と腹腔冷 却による体温下降を認め,3例死亡,残り2例もshock 状態であった. 2)SMAO shockに全身低体温を加えた場合は,体 温下降が増強され,復温によりやや回復の傾向を示した が,その前に死亡が2例あった. 3)SMAO shockに軽度高体温を加えて体温を保持し た場合は,体温下降が防止され,同時に腹腔冷却による 阻血腸管冷却の効果としてendotoxinの吸収減少により, SMAO shockが防止されたと考えられる結:果を得た. 以上の結果をまとめると,SMAO shock防止には体 表冷却よりも阻血腸管の局所冷却が,体表加温による軽 度高体温と共セこ有効に作用したことが認められる. 410ぎ4一 41 論 文 審 査 の 要 旨 本論文はendotGx三R shockの治療について,犬を用い,上腸間膜動静脈および空腸回腸同時結紮2 時間後解除のshockに腸管の局所冷却を行ない,その場合に,体表に低体温よりも軽度高体温を附 加した方が死亡を減少させる効果のある

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