Affordable Access

Survey as Voting : The Application of Social Choice Theory to Survey Methodology

Authors
Publisher
佛教大学社会学部
Publication Date

Abstract

第2種測定を行う各種の調査票調査は,公職選挙等での各種の投票とよく似た構造を持っている。よって,社会的選択理論に基づく投票研究の方法・知見を活用すれば,調査票調査の新たな方法論を展開できる。本アプローチの研究戦略上の特色は,従来の調査方法論とは対照的に,敢えて理想的な回答者,つまり安定的で首尾一貫した自らの評価意識を,質問形式に応じて正確かつ誠実に報告する回答者を想定することで,質問・回答・集計方式に内在する原理的な問題に焦点を絞り込むことにある。本稿では,各種の調査方法の信頼性を,選択肢の部分的削除・追加による結果の不安定性を基準に評価する分析を行い,本アプローチの有効性を例示するとともに,第2種測定の代表的方法である評定法の研究が,このアプローチの今後の発展にとっての課題であることを指摘した。

There are no comments yet on this publication. Be the first to share your thoughts.