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Study on characteristics of assessment by care workers : holistic approach for frail elderly

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氏 名 笠原幸子 学 位 の 種 類 博士 (学術) 学 位 記 番 号 第 5412号 学位授与年月日 平成 2 1年 9 月 3 0日 学位授与の要件 学位規則第4 条第2 項 学 位 論 文 名 ケアワーカーが行うアセスメントの特徴に関する研究 一要介護高齢者をホリスティックに理解することに焦点をあてて一 Study on Characteristics of Assessment by Care Workers :Holistic Approach for Frail Elderly 論文審査委員 主 査 教 授 白 澤 政 和 副 査 教 授 要 田 洋 江 副 查 教 授 山 縣 文 治 n $ 容I の 胃 旨 施設のケアプランに注目した場合,高齢者の最も身近な専門職であるケアワーカーが行うアセスメ ントは重要である. 従って,ケアワーカーが行うアセスメントの特徴を明らかにするとともに,ケア ワーカーは高齢者のどのような情報を得るべきか,さらには,それらの情報がどのように関連してい るのかについて明らかにすることが求められる. ホーリズムを提唱したスマッツ(J. C. Smuts)が,全体は部分の総和では説明し尽くせない性質を持 つと指摘したように,本学位論文では,多くのアセスメント項目を設定し詳細に情報を把握すると同 時に,高齢者の理解を深めるためには,全体として高齢者を捉える視点が重要であるとし,ホリステ ィック視点を視野に入れたアセスメントに焦点を当て,ケアワーカーが行うアセスメントの構造やそ の関連要因を実証的に明らかにすることを目的とした.文献研究の結果,ケアワーカーが行うアセス メントには「柔軟性」,「精神的な安定の付与」,「共感的理解」,「総合性」,「継続性」という5 つの特徴 があることを提案した. このような特徴を持つアセスメントは,高齢者を取り巻く事象をホリスティ ックに理解することを可能にすると考察した.量的調査研究を行なった結果,ケアワーカーが行うア セスメントの構造は,〖人間関係の再構築〗 〖日常生活の安定〗 〖セルフケア能力の見積もり〗 【夕 一ミナルケアの見極め】 【リロケ一ションダメージの類推と生活適応の手がかり】 【服薬ケアの必 要性】 【リスク回避のための観察】という7 因子が抽出された. これら7 因子は,「援助関係の形成」 と「ホリスティック視点」と有意な正の関連を示した. 特に,「ホリスティック視点」が,ケアワーカ ー が行うアセスメントに影響を及ぼすという結果は,文献研究による論述に滞まっていたものを,実証 的に明らかにすることができた. さらに,質的調査研究を行なった結果,析出された概念は「身体機 能状況」,「精神心理状況」,「社会環境状況」の側面を一体化した視点から捉えられる概念であり,ケ アワーカーは高齢者の情報を単体として理解するのではなく,継続的な援助の中で,高齢者をホリス ティックに理解していた. また,ケアワーカーが行うアセスメントには,【能動的•肯定的態度】と 【再評価的態度】が影響していることが明らかになった. 最後に本論文のまとめとして,ケアワー力 一が行うアセスメントを向上させるための支援策として,ケアワーカーに求められる学習内容とケア ワーカーの学習支援方策について提言した. 論 文 審 査 の 結 果 の 要 旨 本論文は、ケアワーカーがどのような視点でアセスメントを行うかに関する研究であり、具体的に は、ケアワーカーが行うアセスメントの構造やその関連要因を探索的に研究し、要介護高齢者をホリ ステック(holistic)に捉えて支援していることの必要性を示すことにある。文献研究を基に、ホリ スティック概念を整理し、ケアワーカーが行うアセスメントを、要介護高齢者と協同して、ホリステ ィックな視点である要介護高齢者の身体機能状況、精神心理状況、社会環境状況についての情報を把 握し、それらを分析し、情報を再構成して、特定の問題状況を編成し、生活上の課題を明確化し、望 ましい目標の設定、援助計画の作成であり、そこから援助実践を導き出していくことであると整理し ている。 本研究は、全国の介護老人福祉施設600力所を無作為抽出し、1 力所につき1名の介護福祉土を調 一 120 - 查対象とし、自記式質問紙を用いた横断的郵送調査結果に基づくものである。まずは、高齢者の「身 体機能状況」項目、「精神心理状況」項目、「社会環境状況」項目それぞれに着目し、ケアワーカーが行 うアセスメントの構造とその関連要因を検討しているが、高齢者の「身体機能状況」「精神心理状況」 「

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