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Survey on Affine Term Structure Model with Regime Switching

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首都大学東京大学院社会科学研究科経営学専攻経営学会
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Abstract

近年の金利の期間構造(イールドカーブ)の変動分析の研究では、アフィン型モデルがその中心的な存在となっている。アフィン型モデルは、無裁定条件を満たしながら割引債の利回りを状態変数ベクトルの一次関数で表現することがその特徴である。マルチ・ファクターのアフィン型モデルは、3つの潜在変数によってイールドカーブ変動の90%以上を説明できるとの主成分分析の結果とも整合的であり、実際のイールドカーブへのフィッティングがよい。それでも、実際のイールドカーブの非正規分布性や非連続性などのため、その変動を説明しきれない部分は残り、ジャンプ過程やレジーム・スイッチングを導入した発展系のモデルの研究が進められている。本稿では、レジーム・スイッチングを組み入れたマルチ・ファクターのアフィン型モデルの研究の流れを整理する。これまでの先行研究での貢献と残されている課題を挙げ、今後の展開の可能性を探る意味も込めて、アフィン型モデルに係るマクロ・ファイナンス分野での研究も紹介する。

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