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【寒圏医学・寒圏看護学の現状と課題】 凍死の法医学診断への新しい試み

Authors
Publication Date
Keywords
  • 凍死、オキシヘモグロビン比率、紅斑、Wischnewski 斑、矛盾脱衣

Abstract

凍死と診断された検屍で解剖の行われなかった事例117例(男68例,女49例)と,解剖によって凍死と診断された事例60例(男31例,女29例)の計177例を対象について検討した.左右心臓血の採取を行われた90例(検屍38例,解剖52例)のうち,左右心臓血の色調差が認められたのは,検屍32例,解剖50例であった.第1度凍傷(紅斑)は141例中67例(男35例,女32例)で,全体の47.5%であった.胃十二指腸粘膜下の出血斑は解剖事例60例中23例(男10例,女13例)で認められ,全体の38.3%であった.矛盾脱衣は177例中37例(男28例,女9例)で認められ,全体の20.9%であった.アルコール濃度測定では,141例中33例(検屍17例,解剖16例)でアルコールが検出され,その頻度は23.4%であった.薬毒物の検査は141例中14例(検屍4例,解剖10例)で行われ,6例(検屍2例,解剖4例)で何らかの薬物が検出された

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