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Elementary, Junior and Sinior High School Pupils' Interest to the Learning of Science Education

Authors
Publisher
千葉大学教育学部
Keywords
  • Ndc:370

Abstract

千葉県下, 約5000名を対象として行った, 理科の学習内容に対する興味・関心の調査結果をまとめると次のようになる。1.理科の学習に対する児童・生徒の好嫌の変化は, 小学3年が最も好きとする傾向を示し, その後, 急激に興味・関心が減り, 中学生以後になってその傾向が止る。2.学習分野別では, 物理, 化学の教材は興味・関心の変化が激しく, 低学年では好まれているが, 高学年では嫌いな分野となっている。生物, 地学は, 関心はあまり変化しないが, 高学年では, 他分野との相対的な位置では関心を持っている内容といえる。3.興味・関心の強さ, 内容, 分野には男女差が現われ, 一般に男子の方が, 興味・関心は高く, その対象は多岐にわたり, 個人差も大きく, 分野間の差も明瞭である。4.興味・関心を示す学習内容をみると, 男子は, 動物, 電気, 天体が小学生のとき, 中学以上では, 生物の発生進化, 天体と電磁気が途中の学年まで, 女子は, 小学生のとき植物, 5年まで電磁気, 動物, 中学以後, 生物全般.天体, 地表の変化となっている。5.地域差は顕著には現われてないが, 高校の課程による差は明瞭である。以上の傾向は, 全国各地の調査と比較しても同様であり, 今後の教科課程編成や学習指導法の改善に対し充分に考えねばならない。また, 指導者の資質も重要な要因となるので, 教員養成や現職教育の立場でも充分検討が必要である。

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